ローマ字表記見直し!ヘボン式って何?

ローマ字は表記の見直しを検討していた文化審議会の小委員会が2025年3月11日に、審議を大筋で取りまとめたそうです。

ヘボン式」を基本とし、長音は符号を付けて表すなどの方向性を示しました。

ローマ字表記の見直しは70年ぶりだそうです。

そんな「ヘボン式」っていったいどんな書式なのか分からないですよね?

分かりやすくまとめてみたのでこの機会に覚えましょう!

目次

ローマ字 ヘボン式って何?

「ローマ字」とは、日本語をアルファベットで表記する方法のことです。

その中でも、日本のパスポートや駅名の表記などでよく使われるのが「ヘボン式ローマ字です。

では、ヘボン式とはどのようなものなのか、ほかのローマ字の書き方とどのように違うのかを、分かりやすく解説します。


ヘボン式ローマ字とは?

ヘボン式ローマ字の特徴

ヘボン式ローマ字は、英語の発音に近い表記 をするのが特徴です。たとえば、日本語の「し」は「si」ではなく「shi」と書きます。これは、英語の発音を意識した表記方法だからです。

他のローマ字との違い

ローマ字には、主に3つの種類があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

ひらがなヘボン式訓令式日本式
shisisi
chititi
tsututu
fuhuhu
jizizi

それぞれの特徴

  • ヘボン式英語の発音に近い。外国人にも分かりやすい。パスポートや地名で使用。
  • 訓令式日本語の発音をもとにした 書き方。学校教育などで使われることがある。
  • 日本式 … 訓令式と似ているが、「じ=zi」「ち=ti」などの表記を使う昔の書き方。

なぜヘボン式が広く使われているのか?

ヘボン式は、英語の発音に近いため、外国の人が読みやすい という利点があります。

特に以下のような場面でよく使われています。

  • パスポート … 日本人の名前はヘボン式で表記されることが多い
  • 駅名や地名 … 「東京=Tōkyō」「大阪=Ōsaka」など、外国人向けの案内に使用
  • 国際的な場面 … 外国人に日本語を説明する際に便利

たとえば、「富士山」をヘボン式で書くと「Fujisan」になります。この表記なら、英語圏の人でも正しく発音しやすくなりますね。


まとめ:ローマ字 ヘボン式って何?

ヘボン式ローマ字は、日本語を英語の発音に近い形で表記する方法 で、特に外国の人に分かりやすい のが特徴です。そのため、パスポートや駅名の表記として一般的に使われています

一方で、日本語の発音をそのままアルファベットにした「訓令式」や「日本式」といった書き方もあります。

ローマ字にはいくつかの種類があるので、場面に応じて適切な書き方を使えるようにしておくとよいですね。

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